オーストラリアのビザ申請の際に犯罪歴がどのような意味を持つのか。犯罪歴は全く考慮されないのか、それとも重大な問題となるのか。今回の記事ではこのあたりについてご説明します。
犯罪歴の申告は必須
どのような犯罪であっても、その時期がいつであっても、必ず過去に犯罪歴がある場合には申告をする義務があります。絶対に誤魔化したり、虚偽の申告を行ったりしないようにしてください。犯罪の大小は関係なく、もれなく全てを申告し、ビザの申請を行うことになります。
犯罪歴の目安とは
目安として有罪判決を受けたことがある場合には、それを必ず「犯罪歴あり」とみなしてください。オーストラリア以外の国のビザの申請であっても同じことですが、犯罪歴を伴う方の申請には、それ相応の審査が実施されることから、通常の、犯罪歴なしの申請に比べて、ビザ発給まで時間がかかる傾向にあります。これは当然のことです。国を訪れようとする希望者を精査するプロセスこそが、ビザの発給までの手順ですので、以前に犯罪歴があれば、審査や調査が慎重になるのは不思議なことではありません。ビザ発給まで最大で数ヶ月かかることがありますが、不安になる必要はありません。犯罪歴がある方は、是非とも私たち専門家までご連絡ください。