スリランカによる、観光大国としての隆盛。これには目を見張るものがあります。今日の旅人の多くは、スリランカを「数多くの観光地を誇る有名国」と認識しているのではないでしょうか。そんなスリランカですが、この国を訪れるにはビザが必要です。観光目的であっても例外はありません。必ず、スリランカ渡航とビザの準備をセットとして考えるようにしましょう。
申請情報を印刷する必要性
スリランカを観光で訪れる場合には、ETAを避けて通れません。ETAとは日本語で言えば電子渡航認証で、ビザの申請プロセスを簡素化するために導入されたシステムです。通常、ビザの申請と言えば、大使館を訪れて書類を提出して…という流れが一般的です。しかし、このETAのおかげで、オンラインから観光ビザの申請プロセスが完結します(ETAの対象外の渡航目的であれば、スリランカ大使館を訪問して申請することになります)。ETAという性質上、オンラインから申請は行えるものの、その場でビザは受け取ることができません。ではどこでビザを受け取るのでしょうか?答えは現地の空港です。それでは、申請だけ済ませれば、特別な書類を持たずにスリランカに向かうことができるのでしょうか?決して義務付けられているわけではありませんが、申請を正しく行ったことを証明するために、必ず、確認用で送られるメールの内容(申請時に入力するメールアドレスに送信される)を印刷して持参することをおすすめします。