Welcome to 香港
香港への渡航でビザが必要かどうか悩んでいますか?このページで解決できます。このブログでは、ビザ取得の流れをわかりやすくご案内し、ご自身がビザを必要とするか、またご旅行の目的に合った適切なビザの種類を見つけるお手伝いをします。
香港プリアライバル・レジストレーションとは?対象は誰?
香港プリアライバル・レジストレーションの対象は?
香港のプリアライバル・レジストレーション(PAR)は、インド国籍の方専用の制度です。この制度により、インドからの旅行者は短期間の滞在であれば、通常のビザを取得せずに香港に入国できます。
香港プリアライバル・レジストレーションの目的は?
インド国籍をお持ちの方がスムーズに香港へ入国できるようにすることが目的です。観光や短期のビジネス出張など、短期間の滞在向けで、ビザ申請手続きを省略できます。
香港プリアライバル・レジストレーションで滞在できる期間は?
登録が承認されると、発行日から6か月間、有効期間内であれば複数回の入出国が可能です。1回の渡航につき最長14日間滞在できます。
香港訪問ビザとは?対象は誰?
香港訪問ビザの対象は?
ビザ免除やインド国籍向けのプリアライバル・レジストレーションの対象外となる旅行者が申請できます。たとえば、アフガニスタン、イラン、ミャンマー、ベトナムなど、香港と査証免除協定のない国の方が該当します。
香港訪問ビザが不要な人は?
150を超える国と地域からの方は、国籍により7日から180日まで無査証で香港に滞在できる場合があります。これには、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、エジプト、スペイン、アメリカ合衆国などが含まれます。
香港訪問ビザが必要かどうかは、ビザチェッカーを使って調べることができます。
香港訪問ビザの目的は?
- 観光
- 香港在住の家族や友人の訪問
- 会議や商談など、短期間のビジネス活動への参加
ただし、長期滞在、現地就労、留学には別種のビザや許可証が必要です。
香港訪問ビザで滞在できる期間は?
観光ビザの有効期間は、15日、30日、90日から指定され、シングルエントリーまたはマルチプルエントリーで発行されます。有効期間は申請処理を担当する入国管理官によって決まります。
香港トランジットビザとは?対象は誰?
香港トランジットビザの対象は?
目的地へ向かう途中で香港を経由する必要があり、ビザなしでのトランジットが認められていない旅行者が対象です。
香港トランジットビザの目的は?
このビザは以下のケースで便利です。
- 香港で空港を乗り換える必要がある場合
- 24時間を超える乗り継ぎがある場合
- トランジット中に空港の外に出て、短時間香港市内を観光したい場合
香港トランジットビザで滞在できる期間は?
通常、次のフライトまでの短期間の滞在が許可されます。滞在期間は旅程に合わせて決められるのが一般的です。
香港の長期ビザにはどんな種類がある?対象は誰?
就労、留学、家族との再会、香港での定住など、様々な目的に応じて長期ビザが用意されています。代表的な長期ビザの種類は以下のとおりです。
-
就労ビザ:香港で専門職に就くために雇用先があるプロフェッショナル向け。対象となるには、香港現地で入手が難しい資格や経験が求められるのが通常です。
-
学生ビザ:香港で学業を予定している方用のビザです。
-
帯同ビザ:既に香港で合法的に働く、または学ぶ権利を持つ方の配偶者や18歳未満のお子様が、一緒に香港で生活するためのビザです。
-
居住ビザ:香港に永住を目指す方のためのビザです。高度人材や才能ある方向けの「クオリティ・マイグラント・アドミッション・スキーム」、香港経済に大きく貢献できる方向けの「起業家投資ルート」など、複数の選択肢があります。 これらの長期ビザ申請は弊社で取り扱っていないことにご注意ください。最も正確で最新の情報や申請方法については、香港入境事務処ウェブサイト をご確認ください。
香港で健康に過ごすために:これだけは知っておきましょう
香港には幅広い医療ニーズに対応した強固な医療制度があります。短期滞在でも長期滞在でも、医療体制を事前に理解しておくことで安心して過ごせます。ここからは大切なポイントをご案内します。
定期予防接種を忘れずに受けましょう
麻疹・おたふく風邪・風疹(MMR)、ジフテリア・破傷風・百日咳、水痘(みずぼうそう)、ポリオ、毎年のインフルエンザ予防接種など、渡航前に必要なワクチンを済ませておきましょう。
旅行者に推奨されるワクチンは次の通りです。
-
A型肝炎:香港の食べ物や水から感染する可能性があるため、ほとんどの旅行者に推奨されています。
-
B型肝炎:新しいパートナーとの性交渉、タトゥーやピアスの施術、または香港滞在中に医療処置を受ける場合に推奨されます。
-
腸チフス:小さな都市や農村部へ行く方、冒険的な食事をする方に推奨されます。腸チフスは香港の汚染された食べ物や水で感染することがあります。
-
日本脳炎:農村部や屋外で長時間過ごす予定がある場合、または長期滞在する場合は検討しましょう。
-
狂犬病:ほとんどの旅行者には大きなリスクはありませんが、サイクリング、キャンプ、ハイキングなど動物との接触の可能性が高い活動を行う方には推奨される場合があります。
-
香港における新型コロナウイルス感染症の規制や、隔離・検査・ワクチン証明の最新要件については、香港政府の新型コロナウイルス専用ウェブサイトで確認してください。
医療施設について
香港には公立と私立、どちらの医療機関も充実しています。
-
公立病院は質の高い医療を比較的低料金で提供していますが、待ち時間が長くなる場合があります。
-
私立病院やクリニックは待ち時間が短く、より快適でプライバシーも守られます。その分費用は高めです。多くのスタッフや医師が英語対応可能なので、旅行者の方も安心して利用できます。
-
薬局も広く展開されており、一般薬・処方箋薬が手に入ります。特定の薬を持ち込む場合は現地での処方箋が必要なので、持参薬について医師の証明書を持って行きましょう。
医療保険について
旅行中は必ず海外旅行保険に加入することを強くおすすめします。
特に私立病院で治療を受けると高額になることがあるため、緊急時に本国送還の費用も含め、多額の医療費に対応できる保険内容か必ず確認しておきましょう。
保険会社に以下の点を必ずチェックしましょう:
-
旅程のキャンセルや遅延時の払い戻しがあるか
-
医療費や緊急時の搬送費用がカバーされているか
-
手荷物の紛失等も補償対象か
香港訪問時に気を付けるポイント
香港は比較的安全な旅行先ですが、健康面で気を付けるべき点をまとめました。
-
大気の質: 香港では、特に暑い時期に空気の質が悪化することがあります。呼吸器系の疾患をお持ちの方は、大気の汚染状況を確認し、空気が悪い時は屋外活動を控えましょう。
-
暑さと湿気: 夏の高温多湿が重なる時期は、熱中症などのリスクがあります。こまめに水分をとり、直射日光を避け、涼しい場所で過ごしましょう。
-
感染症: 人口の多い都市では、インフルエンザや胃腸感染症などのリスクがあります。こまめな手洗いなどの衛生管理を徹底しましょう。
-
徒歩やハイキング時の注意: 香港には美しいハイキングコースが多いですが、特に雨季には道が滑りやすくなるので注意しましょう。
個人使用の薬について
香港に薬を持ち込む場合は、以下を守ってください:
-
すべての薬について申告すること: 処方薬や規制薬は必ず持ち込みを申告しましょう。
-
元のパッケージで持参すること: ラベルがはっきりしており、あなたの処方であることが分かるようにしましょう。
-
処方箋や医師の証明書を持参: 薬が必要な理由を説明できる医師からの書簡や最新の処方箋を必ずご用意ください。
-
制限を確認してください: ご自身の薬が、中華人民共和国香港特別行政区において禁止されていたり、厳しく規制されていないことを、中華人民共和国香港特別行政区税関ウェブサイトで必ず確認してください。
-
必要な分だけ持参してください: トラブルを避けるため、滞在中に必要な分の薬だけを持参しましょう。