Welcome to 中国
中国への渡航を予定していますか?ビザが必要かどうか、どの種類が適しているのか、申請方法を確認して、手続きをスムーズに進め、旅行に集中できるようにしましょう。
中国観光ビザとは?誰が対象?
中国観光ビザは誰のため?
160ヶ国以上の国の旅行者が中国へ渡航する際、観光ビザが必要です。
中国観光ビザが不要な方は?
中国とビザ免除協定を結んでいる国の市民は、ビザ申請の必要がありません。
中国観光ビザの目的は?
このビザは観光目的の渡航専用です。
中国観光ビザでの滞在可能期間は? 3つの選択肢があります。
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シングルエントリービザ: 最大60日間中国に滞在できます。
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ダブルエントリービザ: 1回の入国につき最大60日間の滞在が可能で、2回中国へ入国できます。
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マルチエントリービザ: 1年の有効期間中、複数回の入国が可能で、1回の滞在は最大30 入国ごとの日数までです。
中国ビジネスビザとは?誰が対象?
中国ビジネスビザは誰のため?
観光ビザと同様に、160ヶ国以上のビジネス渡航者が対象です。
中国ビジネスビザの目的は? 中国国内の企業との商談、会議、その他の短期的なビジネス活動のための渡航です。
中国ビジネスビザでの滞在可能期間は? このビザはシングル・エントリーの入国が可能で、1回の滞在は最大30 入国ごとの日数です。
中国学生Xビザとは?誰が対象?
中国学生Xビザは誰のため?
中国の教育機関で学ぶことを希望する外国人学生が対象です。
中国学生Xビザの目的は?
主な目的は、中国で学術研究や勉学を行うことです。
中国学生Xビザでの滞在可能期間は?
あなたの目的によって、2種類の学生ビザから選べます。
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X1ビザ: 180日を超える長期留学向け。
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X2ビザ: 180日未満の短期留学向け。
その他の中国短期ビザの種類は?
中国には、特定の目的に合わせた多様な短期ビザがあります。主な短期滞在用ビザの概要はこちらです。
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G(通過ビザ): 中国を経由して他国へ行く旅行者が対象です。滞在は通過に限られ、長期滞在や観光・ビジネス目的では利用できません。
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J2(短期記者ビザ): 外国の記者が短期間中国で取材・報道を行うためのビザです。特定イベントの取材や180日以内の短期間の報道活動に適しています。
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Q2(親族訪問ビザ): 中国国籍や永住者の家族を短期間訪問するためのビザで、最大180日まで親族訪問が可能です。
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S2(短期私的訪問ビザ): S1ビザに似ていますが、より短期間の親族訪問や個人的な用事、家族の行事などに適しており、最大180日間滞在できます。
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T(人道ビザ): ビザが失効・取り消しされた場合など、特別な事情で一時的に合法的な滞在を認めるために発給されます。
中国の長期ビザの種類は?
中国では、就労、留学、ビジネス、居住など、さまざまな目的に応じた長期ビザが用意されています。主な長期ビザの種類は以下の通りです。
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C(乗務員ビザ): 航空機、列車、船舶などの国際輸送手段で働く外国人乗務員に発給されます。また、国境を越えた運送活動に従事する自動車運転者も対象です。乗務員の同行家族にも適用されます。
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D(永住ビザ): 中国に永住する予定の方を対象としています。中国政府が定めた条件を満たし、技術や専門知識を持つ人材を誘致する目的で発給されます。
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J1(長期記者ビザ): 中国に180日を超えて駐在する外国メディアの常駐記者に発給されます。長期的な取材活動や報道活動を認めるものです。
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Q1(家族団欒ビザ): 中国国籍者または永住者の家族が長期滞在するためのビザです。家族との再会や中国での長期的な滞在・訪問に適しています。
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R(高度人材ビザ): さまざまな分野で高度なスキルや専門知識を持つ人材、またはすぐに必要とされている専門家向けのビザです。中国の国際的な人材誘致施策の一環として発給されます。
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S1(長期親族訪問ビザ): 長期間中国にいる家族を訪問する方に発給されます。中国で働くまたは留学している親族を180日以上訪問する場合に適しています。
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Z(就労ビザ): 中国で就職する外国人に発給されます。ここには教師、管理職、技術専門家も含まれます。中国企業からの正式な招待状や雇用契約が必要です。
中国で健康を保つために知っておきたいこと
中国への渡航時には、健康関連のポイントを知っておくことが重要です。ここで旅行者が知っておくべき情報を紹介します。
定期予防接種を確認しましょう
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A型・B型肝炎、腸チフス、破傷風などの予防接種も考慮してください。
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黄熱病の感染リスクがある国から9か月以上の方が中国に入国する場合、黄熱病予防接種証明書が必要です。
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中国のCOVID-19関連要件(検疫、検査、ワクチン証明書など)は航空会社や中国政府ウェブサイトで最新情報を確認してください。
医療施設
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北京、上海、広州など主要都市には高品質な医療施設があり、特に外国人や旅行者向けの私立病院・クリニックでは英語対応のスタッフがいます。
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地方では医療の質にばらつきがあり、英語が通じない場合があります。病院訪問時は翻訳アプリやバイリンガルの案内人があると安心です。
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薬局は多数ありますが、薬の種類によっては入手が困難だったり、言葉の壁が生じることがあります。必要な処方薬は十分な量を持参してください。
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漢方治療は中国全土で広く行われています。漢方治療を受ける場合は、信頼できる医療機関を選んでください。
医療保険について
どこへ旅行する場合でも、出発前に必ず医療保険に加入することをおすすめします。 中国の主要都市には私立医療機関がありますが、費用が高額になることがあります。高額な医療費に対応できる保険を選んでください。
渡航前には、保険会社に連絡し、補償内容を確認しておきましょう。
その他のポイント:
- 旅行のキャンセル、遅延、中断に対する補償
- 医療費・医療搬送に関する補償
- 手荷物に関する補償
中国渡航時に気を付けたいこと
中国で健康・安全に過ごすため、以下の点にご注意ください:
1. 食事と水の安全性: 水道水は飲用できません。ボトル入りの水や沸かした水を飲んでください。屋台などでは食中毒のリスクがあるため、信頼できるレストランをご利用ください。
2. 大気の質: 都市部では大気汚染が健康問題となる場合があります。特に呼吸器系に問題がある方は、空気質指数をチェックし、汚染が強い日はマスク着用などの対策をしましょう。
個人使用の医薬品について
市販薬を中国へ持ち込む場合は、以下のポイントに注意してください:
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医薬品の申告: 個人使用目的の薬はすべて税関で申告しましょう。
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元の包装: 薬は必ず元の容器に入れ、透明の袋にまとめて手荷物に入れてください。
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処方箋や医師の証明書: 英語で記載された医師または権限のある機関発行の処方箋を用意してください。
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制限の有無を確認: 持ち込む医薬品が中国で認められているか、中国大使館に必ず問い合わせてください。
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旅行日程に合わせた数量: 滞在期間に即した適量のみ持参し、トラブルを避けましょう。
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自身で用意: 一部医薬品が現地で手に入らない場合や、偽造薬のリスクもあるため、必要な薬は必ず自身で持参してください。