ベトナムはアジアを代表する観光大国。これに異論を唱える人は、そうそういないでしょう。タイ、マレーシア、インド、ラオス、インドネシアなどと並び、ベトナムは多くのバックパッカーにとっての定番の旅先となっています。そんなベトナムですが、一つ気を付けなければいけないことが。そう、ビザの用意です。東南アジアの多くの国には、ビザなしで渡航することができます。滞在可能日数は30日以上であることが一般的です。しかしベトナムは少し毛色が違います。その詳細をご紹介しましょう。
15日以内の渡航であればビザは不要
ベトナム滞在日数が15日以内であれば、ビザを事前に取得する必要はありません。ちなみに、このビザ免除にはもう少し細かい規定があります。必ず、帰りの航空券を所持していること。例えば、日本ーハノイの往復航空券を所持した状態で、15日以内の滞在であれば、ビザは不要です。片道の航空券だけを携えてベトナムに向かう場合には、日数に関係なくビザが必要です。これは、ベトナムでの不法滞在を防ぐためのベトナム政府による施策ですので仕方がありません。実際、15日間でベトナムを観光し尽くすことはできるのでしょうか？正直、難しいでしょう。南北に伸びた国土に観光地が点在しています。そのような理由でビザを取得するのが得策です。
